北欧デザインソファは座面が大事なんです!デザインの良いソファの座面は計算された設計のソファになっています。北欧デザインのソファ、素材にファブリック、座る面積の大きさ!これらが大切なんですが、まだ大事なポイントがあるんです!それは。。。
このページの内容です。(目次)
ソファ選びに欠かせない「座面」の大事なポイント3つ
◎ソファ選びの大事なポイントのひとつに「座面」があります。
おもにこの3つがポイントです。
- 座面サイズ
- 座面高
- 座面素材
フォルムやシルエットがカッコよさ、かわいらしさなどのデザイン性を表すのに対して、座面は座り心地や快適さなどの機能性を決める部分になっています。
ソファの用途によってソファを選ぶことは大事なことです。会社にある会議用のソファと自宅で休日に使うソファとは全く用途が異なっています。自宅でくつろげるソファとは?長時間座って疲れないソファとは?
座面サイズ
◎座面のサイズは、一般に60cm四方あると、人ひとりが座りやすいサイズだといわれています。奥行きが60cmの場合は少し浅掛けになります。ゆったり座りたい場合は75cm程度の奥行きが必要になります。このとき背もたれの傾斜も関係してきます。座面に対して直角の場合は堅苦しい座り方になってしまいます。逆に角度がありすぎると、ひざ下が床から浮いてしまいソファの機能から逸脱します。ゆったりとくつろげる傾斜は深く座った時に対面の壁の天井際や壁際が見えるくらいの角度です。
座面高
◎ソファのサイズには座面高というものがあります。床から座る位置(座面)までの距離です。寸法表記では(SH)と表記されます。『W(幅)×D(奥行き)×H(高さ)×SH(座面高)』というような感じです。日本の場合このSHが40cm~45cm位の高さで収まります。外国製のものだと45cmを超えるものも存在します。この高さが高いと床に足がつかないことになり、足が宙ぶらりんになり重心が定まらなかったり、他の場所に寄りかかったりして疲れやすくなります。姿勢も深く沈み込むような座り方になってしまいます。ソファの座り心地を考えると、やはり、かかとまでしっかりと着く高さのほうが安定感があり、疲れにくい傾向にあります。これからソファを選ぶときにはちょっとだけSHを気にしてみてください。身長によってベストな座面高は人それぞれ変わってきます。
座面素材
◎座面下はフレームにウエービングベルトを格子状に張り、クッション材にはウレタンを使用しています。これらがルレオソファの座り心地を快適になるように支配しています。
ウエビングベルトはベッドやソファで使われる底からの弾力性を持たせるものです。コイルやスプリングのような金属製ではないので安価に済みますが、安物というイメージはなく、イタリア製のソファの大半はこのウエビングベルトを使用しています。
クッション材は沈み込むようなフェザーを使わずウレタンクッションでしっかりとした座り心地にしています。
◎椅子やソファの座面に使われる素材は、本革、合成皮革、木、ファブリック、PVC(ビニールレザー)などです。ルレオのソファに使われている素材はファブリック(ルレオは綿・ポリエステルを使用)です。ファブリックについてはこの下で説明しますね。
座面がファブリックソファのメリットとデメリットは
メリット
・ファブリックの座面は肌触りがよく、朝の冷たさを肌に伝えることなく安心して座ることができます。
・ファブリックは座面の張り生地の中ではデザインに富む種類があります。他の木や本革などの場合はほとんど単色になりますが、ファブリックならチェック柄までできます。温かさとデザインの方さがファブリック座面のメリットです。他の座面素材より優位性があります。
◎他のインテリアともマッチングしやすい素材でもあります。カーテンなどはその最たるものです。革のカーテンはないですからね♪ 他にもクッションやカバーとの相性も良いため、気分や時期で、それらを変更することでお部屋の雰囲気を変えることができます。
デメリット
・デメリットは、基本的に布なので、布地と同じようなデメリットがあります。水に弱いので、雨のなか帰ってきたときやウォーキングで汗をかいて帰宅した後にすぐに座るのにはためらいができます。他にはコーヒーなどの飲み物をこぼしたときに汚れが取りにくくシミになりやすい。匂いが移りやすいなどのデメリットがあります。このあたりはレザーなどの素材に軍配が上がってしまいます。(ルレオソファの場合は植物由来の繊維100%ではなくポリエステルも配合しているので、完全な布生地よりはお手入れが楽です)
ソファの張り素材のいろいろ<豆知識>
ソファの張り地にはどんなものがあるのでしょうか?
ファブリック、ビニールレザー、合成皮革(人工皮革)、天然皮革(本革)などです。
ひとつひとつの特徴を見てみましょう。
ファブリック・・・布生地や織物など。幅広くファブリックだけでは大まかなイメージがあります。綿や麻などもここに含まれます。ソファ素材に使うとは温かみをあたえます。
ビニールレザー・・・車やバイクなどの座面にも使われている素材です。扱いやすく比較的丈夫であり本革よりも安価で量産しやすい。冷たく軽い感じがします。汚れに強く、色彩にバリエーションを出すことができます。
天然皮革・・・主に牛革が使われる。高級感があり永く使えるものが多い。手入れが必要であるが、基本的に汚れに強く、経年変化を楽しめるメリットもある。デメリットは価格が高いことにあります。