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新しい生活様式(インテリア編)
新型コロナウイルス感染症(以下コロナウイルス)の発生により、私たちの生活は大きく変わりました。これまでの生活では縁の無かったマスクの着用や消毒液、除菌シートなどを持ち歩くことになり、人と話す時も距離を取ったり、買い物はネットショップで済ますという方が増加しました。
そんな新しい生活では各ご家庭のインテリアについても変容を遂げているということですが、一体どういうことなのでしょうか?これから具体的に見ていきたいと思います。
エアコンで換気は難しい?空気清浄機を使うか定期的に換気しよう!
コロナウイルスが流行してからというもの、皆さんは特に空気の汚れについて気にしているのではないかと思います。空気に関係するインテリアとしてはエアコンや空気清浄機が挙げられます。コロナウイルスの影響で、シャープ製空気清浄機の4月の売り上げは前年に比べ2倍近くになるなど、室内の空気について考え直す人も多くなったようですよ。
そして、ダイキン工業によれば、「エアコンで換気が出来るのか?」という問い合わせが1.5倍増えたそうですが、確かに空気清浄機能付きのエアコンもありますが、結論から言うとエアコンは室内の温度や湿度を調整するもので、空気清浄機ほどの効果を期待出来るとは言えません。空気清浄機を用いるか、窓を開けて定期的に換気するようにしましょう。
ちなみに、窓を開けて換気をするときは、開ける窓を対角となるように開けると空気が通り、換気が出来ていると言え、ただ窓を開けただけの空気の行き来が出来ていない状態というのは、換気をしている意味がないので注意してくださいね。扇風機やサーキュレータも有効活用したいですね。
家庭内でもソーシャルディスタンス!リビングのインテリアは?
家庭内感染は十分に起こり得るものですので、各々が意識して生活することが大切です。手洗いうがい、ドアノブなどの消毒を徹底するのはもちろんですが、ソーシャルディスタンスを意識したインテリアを導入してみるのはいかがでしょう?
特にソファーは家族が共有するものとして挙げられますが、今まで通りに使用すると、家庭内感染が起こる可能性があります。最近ではソーシャルディスタンスを意識したソファーが販売されており、通常であれば普通のソファーになりますが、一人分の席が合わさったソファーですので離して使用することも可能です。ただ、ソファーは大きな買い物ですので、新調が難しい場合は毎日拭き掃除を行うなど感染防止対策を徹底した方が良さそうです。
また、食台は家族が揃って食事をするものではありますが、サイズの小さいものを使用している場合には、大きなものを新調するか、もう一つ購入して数人に別れて食事をするなど、ある程度距離を取れるようにしておくと良いでしょう。
でも忘れてはいけないのが、基本は手洗いです。これが「きちんとできている」というのが前提ですね。
スイッチのオンオフは不要です!人感センサー照明
家庭内で全員が触れるものとしては照明のスイッチがあります。それは壁のスイッチであったり、リモコン型であったり様々ですが、毎日拭き掃除を行ったとしてもウイルスが付着していないか気になってしまいますよね。
そんなときにおすすめなのが、照明を人感センサーのものに変えてしまうことです。人感センサーと言えば、人が近づけば照明が付き、離れれば自然とオフになるため経済的でもありますが、導入には多額なイメージも・・・。
しかし、照明ごと変える必要はなく、最近では電球を変えるだけで人感センサーを導入出来るようですよ。お値段も安価で済むため、気になった方はチェックしてみてくださいね。
あと、音声認識機能を持ったものやスマホと連動できるIOT装備のモノもいいですね。
共有の部屋ではどうする?子供部屋のインテリア
子供は子供部屋として各個人の部屋では無く、共有のスペースで設けているご家庭もあると思いますが、ここでも感染予防対策を行う必要があります。
例えば、子どもの勉強机が共有だった場合、衝立を置くだけでもソーシャルディスタンスとなります。また、ベッドは2段ベッドなどの高さのあるものを導入することで、並んで眠るよりも距離が取れて感染予防対策に繋がります。
いずれも、共有する空間ではなるべく密を避けて、家庭内感染が起こらないように徹底する必要があります。
玄関にはこれを置こう!除菌グッズや空気清浄機
帰宅した時、これまでであればすぐに室内に入る方が大半だと思いますが、コロナウイルスが流行している今、ウイルスが付着している恐れがあるため、すぐに室内に入ってしまうのは危険です。
玄関に除菌シートや除菌スプレーを置いて、手を拭くのはもちろん、よく使用するスマートフォンなどはすぐに拭き取りを行った方が良いでしょう。
また、玄関に空気清浄機を置くことも有効と言えます。この辺は花粉対策と同じような感じかもしれませんね。知人に花粉アレルギーの方がいたら、日頃の対策をどうしているのか相談してみるのもいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、外出時はもちろんのこと、家庭内でもソーシャルディスタンスを意識した生活が望ましいと言え、お家時間が増えた今、家族が安心して過ごせる空間づくりは必要不可欠と言えます。
少なくとも有効なワクチンが開発されるまで、油断を許さない状況が続きますので、環境の整っていないご家庭は、早いうちに対応しておいた方が良いでしょう。